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ごく稀に更新

Misskeyと私

っていうタイトルにするほど大仰な内容にはならないです。

完全に遅刻してるけど、 6日目の記事です。

adventar.org


Misskey、最初に発見したのはすごい昔で、マストドン界隈で遊んでたころに misskey.xyz が公開されたのを見てアカウント登録したことを覚えている。

(公開当時は) ちょっと動作が重いけど遊び心に溢れたマイクロブログサービスでかなり好きだったんだけど、やっぱり動作が重くて全然活動しないままやめてしまったなあ...

ちょっと前に misskey.io ってのが新しくできてるのを見つけてアカウントを作った。当時とは全然別物になっていて、UIも見やすいし動作もかなり軽快、デッキビューとかもできるようになってとても使い勝手がいい。

自分で manji.dev ってPleromaインスタンスを作ってアカウントを運用していて、misskey.io のアカウントはあくまでサブとして使うつもりだったんだけど、あまりにも快適なので最近はむしろmisskey.ioの方をメインとして使っている。(それでいいのか??)


misskey.io のいいところの1つとして、(Fediverseにおける)1つのインスタンスであるという意識を極力排除するようなデザインがある。具体的にいうと、HTLが無かったりだとかインスタンス内でのnote検索機能がなかったりだとか、そういう形でmisskey.io に閉じた強制力のあるコミュニティを作らないような工夫がされているように感じる。

fedibird.com とかと似たようなポリシーなのかな。運営者がそういうことを意識してるのかどうかはよく知らないけど、個人的にはそういうポリシーは歓迎。色々理由はあるけど、こっちの方が気楽...


逆に、リバーシやページ(診断メーカー的なものを作れたりする)、チャンネルなどの機能は「misskeyの1インスタンスに閉じてはいるけど、コミュニティとまではいえない緩いつながり」みたいなものを作るのに役立ってるんじゃないかなーと思う。僕はそういう機能は一切使ってないんだけどね...

インスタンスに所属する = 1つのコミュニティに所属する、みたいな設計にしてしまうとそこにはコミュニケーションを強制するような力が発生してしまうけど、そういうことが起こらないような工夫と「そうならない程度」につながりをサポートする機能を両立させているのは頭いいなあと思ったり。


これは個人の好き嫌いの話だけど、昔ちょっと登録してたmstdn.jpはインスタンス単位のコミュニティがかなり協力に機能してて、ちょっと居心地が悪かったりした。knzk.me はそもそも人数がそんなに多くなかったのでそうでもなかった。

あるコミニュニティの有名人の発言をフォローしてないとコンテキストが分からなかったりだとか、ちょっとTLから目を離すと既に話題が大きく切り替わっててコンテキストを把握できなかったりだとか、そういうのが苦手なのかなーと思う。

LTLベースで会話ができちゃうサービスだとそういうのはコントロールできないのだけど、Fediverseって思想が固まってきて色んなポリシーのインスタンスが出てくるようになってからはそういうのをコントロールしやすい環境に身を置くことがとても簡単になった。いい時代だ。


同じくマイクロブログサービスであるTwitterについて。

仕事で使うし顔見知りとのコミュニケーションでも使ってるのでやめるつもりはないんだけど、気楽さはこっちの方が100倍くらい勝ってる。プライベートなことはこっちに書くようになるかもな...

興味深いことをいいがちな人を適当にフォローして、面白そうな話題は適当にRenoteして、それに絡めて雑に自分語りをする、みたいな使い方は、仕事もプライベートもごちゃ混ぜかつ顔見知りが多いコミュニティだと中々できない。自分の発言がどのあたりに届くかのコントロールもそうだけど、自分を取り巻くコミュニティ自体が割とコントローラブルな今の環境だからこそできる遊び方だなーと思う。

なので顔見知りの人はmisskeyとかpleromaの方にあんまりちょっかい出してこないでね!

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