5本指ソックスの間違いじゃないぞ。
先日投稿した退職エントリはそこそこの盛り上がりを見せ、読者の方からいくつかベイブレードも届いた。ありがとうございました。
はてぶのコメントに一通り目を通したが、若いうちの転職について色んな意見があって読むのが楽しかった。
ブコメで「会社に対する義理」や「職業選択の正当性」に対する認識の差がパックリ割れてるのとても面白いし、これを観測できただけでエントリ書いたかいがあった pic.twitter.com/I94x3XYD59
— まんじまる (@_manji0) 2019年6月15日
閑話休題。
先日、5本指シューズを買った。Vibram FiveFingersという靴。
Vibram FiveFingers | Vibram Five Fingers / Barefootinc
買ったのはKSO EVOとV-TRAIL 2.0の2足で、以下の写真はKSO EVOの方。
見た通り、指先が5本に分かれた靴とイメージしてもらえればおおよそ正解。
ネット上にも色々レビューが上がってる。
文芸作品でも、陸王(池井戸潤)や喧嘩稼業(木多康昭)に登場している。持ってる人はチェックしてみよう。
さて、実際に履いてみると、指先が分かれていること以上に「靴底が薄い」「靴自体が柔らかくて軽い」という特徴によってまるで裸足のような感覚が味わえる。
これによって何がいいのかというと、足首やふくらはぎなどの「地面からの衝撃を吸収するための筋肉」を鍛えられるということ。便宜上クッション筋と呼ぶが、クッション筋を鍛えるのにはBIG3などのトレーニングが向いておらず、ついつい鍛えるのが後回しになってしまう筋肉群なので、日常生活の中で鍛えられるのはとても良い。
歩くと自然とつま先で歩くようなフォームになる。踵から降りるとドスンと衝撃が来てしまうので、体が勝手にフォームを調整した結果なんだろう。
よくよく考えてみると、階段を昇降するときって指の付け根あたりから地面に降りてるよなあ。試しに階段を降りるとき踵から降りてみてほしい。意外と衝撃が大きくてビックリすると思う。衝撃吸収を靴に任せきれない状況で歩こうとすると、前足底から降りるフォームにせざるを得ない気がする。
見た目が奇抜なので日常のファッションには合わせづらい気もするが、機能的にはおすすめできる靴だった。
ちなみに、来週は会津でスパルタンレースがあるので、こいつで出場してくるつもりだ。
ロープ登りなどの素足感覚が有利な障害物がいくつかあるので、道中有利になる場面もあると思う。走行中に靴への不慣れから調子を落とすのは望むところでないので、直前までランニングやウォーキングで慣らしていきたい。